3月1日を「産業医の日」と制定しました。

 日本嘱託産業医学会は、本日2025年3月1日付で、毎年3月1日を「産業医の日」と制定することを正式に宣言いたします。
 当学会は、主として従業員50名から999名程度の中規模事業所における嘱託産業医活動の水準向上を目指し、質の高い産業保健活動の実践と普及に取り組んでまいりました。

記念日の由来

 3月1日を「産業医の日」とした背景には、日本語の語呂合わせによるユニークな由来があります。

  • 3「さん」
  • は「げつ」→「げう」→「ぎょう」
  • 1「い」
  • 「の日」
     これらを組み合わせることで、3月1日は「さんぎょういの日」と読むことができ、産業医の役割と存在意義を改めて認識する日に相応しいと判断いたしました。

制定の背景と趣旨

 1972年に労働安全衛生法(安衛法)が制定されてから半世紀以上が経ちますが、その間に企業の安全衛生や産業医の活動形態は大きく変遷しました。企業を取り巻く社会情勢や働き方の多様化が進む中、産業医の担う役割も変化しています。
 そのような激動の時代に、当学会は「産業医の日」を制定し、広く社会に産業医の重要性を周知するとともに、その活動の質と地位向上を図りたいと考えております。

今後の展望

 従来の産業医専門医は、大企業や特定の学閥・特定の地域に偏在する傾向がありました。その結果、全国津々浦々の中規模事業所においては、適切な産業医の配置が難しい状況が生じています。また、人材紹介派遣会社等による嘱託産業医の偽装請負・買いたたきが深刻化しています。
 こうした課題を解決すべく、日本嘱託産業医学会は以下の目標に取り組んでまいります。

  1. 質の高い嘱託産業医の育成
  2. 地域的・組織的偏在をなくすためのキャリア支援
  3. 適正な報酬と契約形態の確立

 私たちは、中規模事業所における産業保健活動をより充実させ、すべての働く人々が安全に、健康的に就業できる社会の実現を目指します。

 今後とも当学会は、嘱託産業医をはじめとする多くの専門家・企業・行政機関と連携しながら、「産業医の日」を契機とした活動を積極的に推進いたします。企業と従業員の皆様におかれましては、本趣旨へのご理解とご協力を賜りますよう、お願い申し上げます。

コメント

タイトルとURLをコピーしました